

目次
【特長1】アンテナと無線モジュールが一体化し、省スペース&省コスト

最近のユーザーは、安全かつ効率的に作業を行えるよう、どこでも機械装置で無線の受信状態が十分であることは当然の事だと思っています。
しかし、これを従来の無線LAN(WLAN)システムで実現するには、制御盤内部に強力な産業用のアクセスポイント、および制御盤上部に少なくとも2つの高品質かつ堅牢なアンテナが必要になります。この種のシステムの設計および設置は大抵複雑で、部品の選択や配置には経験と専門知識が必要です。さらに産業用機器は比較的高価です。
今回ご紹介するフエニックス・コンタクト製の産業用無線LANアダプタなら「アンテナ2本と無線モジュール」が十分な保護等級のハウジングをまとって一体化。このアプリケーション専用に設計された2つのアンテナは、無線LANアクセスポイント内蔵の堅牢な単一アンテナハウジングユニットに統合されています。取付穴が1つなので、モジュールの設置は制御盤または機械装置の上部にアンテナを設置するのと同じくらい簡単です。そのため、この機器は設置が簡単なだけでなく、非常に省スペースで経済的なソリューションでもあります。

【特長2】簡単取付けで省工数

【特長3】高い耐衝撃性と耐環境性

IK08を達成した衝撃に強いハウジングを持ち、耐環境性に優れています。
耐環境性について
保護等級は「無線LAN(WLAN)1100」ではIP54、「無線LAN(WLAN)2100」ではIP65/66/67/68、ケーブル接続部分の追加アタッチメントではIP67を併せ持つ。動作可能な広温度範囲は「無線LAN(WLAN) 1100」では0~60℃、「無線LAN(WLAN) 2100」では-40~60℃。
保護等級は「無線LAN(WLAN)1100」ではIP54、「無線LAN(WLAN)2100」ではIP65/66/67/68、ケーブル接続部分の追加アタッチメントではIP67を併せ持つ。動作可能な広温度範囲は「無線LAN(WLAN) 1100」では0~60℃、「無線LAN(WLAN) 2100」では-40~60℃。
【特長4】高速かつ高信頼性
内蔵された強力な2本のアンテナでMIMO技術を使用。100ms以下の高速ローミングに対応。
【特長5】多様な動作モード、接続形態
二つの異なるアクセスポイントで個別のアクセス制限設定が可能なため、セキュリティーを保ちながら装置機械をメンテナンス。クライアント、アクセスポイント、リピータとして動作可能。 IEEE802.11a/b/g/nに準拠、2.4GHzおよび5GHz帯で動作、クライアント、アクセスポイント(SSID×2)、リピータとして動作。
<アプリケーション例>
無人搬送車システム(AGVS)

ハイベイ倉庫内のシャトル

スマート機器により、機械にワイヤレスアクセス

動作中の機械システム
